WAKANA IKEDA

< news一覧に戻る

news - 2020.4

冬よりも春のほうが乾燥している気がする

私は毎年、冬場よりも春のほうが肌がカサカサしたり喉が乾燥する。花粉のせいなのか、、、うっかり加湿器つけないで寝ると朝声が出ない。その状態でいま日記書いてます。

これから貧富の差がますます大きく開くのは一目瞭然で、今はドネーションや通販で少しでも支えることができていても、そこにお金を落としていた中間層も今後全体的にお金回りが厳しくなる。パトロンを見つけられた者だけが金を握り残っていくのか。

江古田の飲食店も心配なところが何軒もある。書きながら思いついたけれど、テイクアウト実施している店など、見つけたらTwitterなどで積極的にお知らせしていこうと思う。

芸術分野もこれからさらに厳しくなる。というか現時点で少なくとも自分はかなり厳しい。待ち受ける苦行の内容によっては、体or精神なんてなかったら良かったと思うのだろうけれど、生活が続く限り、私は何かについて考えることができる。それは少し救いでもあるような気もするし、そうではない気もする。

リリース情報(1)

3〜4月で、いくつか自分の参加した音源がリリースされました。ご紹介できていなかったものについて、ここに書きます。(まだ手元に届いていないものもあるので、それは手元に届いてから書きます。)ディスコグラフィーも追って更新する予定です。

 

・寺尾紗穂 『北へ向かう』

前作に引き続き、アルバムレコーディングに呼んでいただきました。寺尾さんと一緒に同録。前作はすでに録音されていたピアノと歌に対して合わせるというかたちでしたが、今回は一発録りで一緒に。決められたレールに合わせて設計していくのではなくて、互いの呼吸の流れに合わせて流れのままに同じペースで進んでいく時間が、とても心地よかった。寺尾さんの歌は、優しさも、厳しさもあって本当に聞いていて安心する。人が作った音楽だと実感できる。

http://www.sahoterao.com/

 

・東郷清丸『超ドQツアーファイナル Live DVD』

今見ると、この時期のことがすごく懐かしく感じられて、みんな元気かなあ…となる。かなりボリュームもしっかり、一時間半くらい収録。配信限定で音源バージョンもリリースされています。こちらも是非!

https://kiyomarization.com/

 

・井戸健人『Song of the swamp』

一昨年にTHE RATELのツアーでスーパーノア と対バンしたのをきっかけに、井戸さんのソロ作のレコーディングにも呼んでいただき数曲フルートで参加しました。作曲におけるリズムアプローチとミックスにフォーカスを置いて作られていて、そのあたりの聞き応えも充実した作品なのですが、そのテーマに埋もれることなく自由研究/日記的なすごくパーソナルな視点が歌詞をはじめ随所に感じられるところが素敵です。真相は聞いてみないとわかりませんが…良いタイトル(quote from Duke Ellington)です。

http://kentido.wixsite.com/kentido

4月の日記

前月よりだいぶ元気になった。諸問題は今に始まったことではなく根深くいつも側にあったもので、こうして表出したからといってやんや言っても意味がない。すでにおぞましい世の中で生きているんだから、今更何を恐れるのだろうか。他の理由でもっと多くの人が亡くなっている病気や社会問題だってある。

しかし、コロナに関したことだけでなく、こんなことは何十年も前から言われていることなので書くまでもないけれど、社会全体は資本主義の流れに乗ってどんどん複雑化している。複雑すぎて、情報を適切に選択したり、一つ一つの問題に対してしっかりと議論したり思考したり、自分がどう行動するべきかを考えたり、多くの人にとってそのようなことがますます困難になっている。考えさせないようなシステムに囲いこまれているだろう。

社会のスピード感に適応できる思考速度を持った人だけが賢者になり、では適応できない人はどうなるだろう。情報を適切に選択できない、一つ一つの問題に対して議論したり思考できない、自らがどう行動すべきかを考えられない人が仮に居たとして、それ自体が悪なんだろうか。これは社会全体の問題なのではないだろうか。これは誰も責めるべきではない、仕方がない、といっているのとは違います。

あのような国のトップが立っている状態なのも、自分と自分の周りの人との関係性やコミュニケーションの蓄積の結果なのでは。そう考えるより他に、今の状況を理解するのに役立つ理由づけを思いつけない。

パオロ・ジョルダーノ氏は発表していたテキストの中で”感染症の流行は、考えてみることを自分たちに勧めている”と書いていた。引用なのに一字一句同じではないかもしれない、すみません。どさくさに紛れて、仕方がないからという言い訳で、社会システムに迎合したくない。

問題はコロナそれ自体ではなく、それを受け止める社会や個々人にある。ウイルス自体が悪意を持って広がっているわけでもないし、”生命系全体の利他的なツール”ともいえる。

(福岡伸一の動的平衡)ウイルスという存在 生命の進化に不可避的な一部

・現在のこと

基本は家に居て、どうしても外出しなければならないときは自転車のみで移動。電車をやめた。むしろ昼間は暖かいので気持ちいい。私はもとから家で仕事することが多めなのでライフスタイルは大きく変化していないけれど、音楽の仕事は全滅だし、金銭的には悲惨な状態が迫っているので、どうにかしないとと焦ってる。国に補償を求めていくことしかできず、危機感のない議員のコメントを見ると暖簾に腕押しになってしまっているのではないだろうかと心が折れそう。しかし折れた先には経済/肉体の双方向からの死しかない。それで、今声を上げられる具体的な方法論ってSNSに書き込むことや署名、抗議文以外にどのようなことがあるのだろう。

・署名したもの

最近、私は以下などに署名しました。本当は積極的にドネーションなどもしたいところですが、自分自身が金銭的な危機に瀕しているのであまりできていません。

私の夫、赤木俊夫がなぜ自死に追い込まれたのか。有識者によって構成される第三者委員会を立ち上げ、公正中立な調査を実施して下さい!

新型コロナウイルス感染拡大防止のための文化施設閉鎖に向けた助成金交付案

#SaveTheCinema 「ミニシアターを救え!」プロジェクト

・これからのこと

書こうと思ったけど、次回にします。